12月1日は「東京水道の日」

東京水道株式会社

「東京水道の日」制定の背景

東京の近代水道は、明治31年(1898年)12月1日に淀橋浄水場より、神田・日本橋地区に通水を開始しました。東京の近代水道のスタートを記念して、12月1日を「東京水道の日」として東京都水道局が一般社団法人日本記念日協会へ申請し、正式に登録認定されました。 この記念日は、東京水道の魅力を発信したいとの思いから発案し、当社が東京都水道局に提案したことで制定に至りました。 当社は、東京都水道局とともに、最も重要な基幹ライフラインとしての水道事業を担い、これからも、都民生活と首都東京の都市活動を支えていきます。

「東京水道の日」制定を発表する小池百合子東京都知事(写真提供:日本水道新聞))

記念日制定の登録証を持つ野田社長と中嶋水道局長(当時)

東京水道の歴史

【江戸上水】 飲料水の供給を目的に、日本で初めて水道が作られたのは天正18年(1590年)、江戸の「神田上水」と言われています。その後、江戸の発展に伴い、新しい水道が必要となり、承応3年(1654年)、玉川上水が作られました。

玉川兄弟

玉川上水

【近代水道】 明治時代に入り、これまでの江戸上水において、水質汚染などの衛生上の問題や、水圧がなく、消火活動に使えなかったことから、新しい水道が必要となりました。そこで、明治23年(1890年)、東京市水道設計が決定され、淀橋浄水場が作られることになりました。 明治26年(1893年)10月22日、淀橋浄水場の起工式が行われました。起工式は、水圧を確認するための消火栓水力試験が行われ、東京市民に改良水道の効果を認めていただけるよう、盛大に開催されました。 淀橋浄水場は、明治31年(1898年)12月1日、神田・日本橋地区へ通水を開始。翌32年(1899年)の11月20日には、東京全市へ向けて通水しました。通水開始当初の施設能力は、170,000㎥/日でした。 淀橋浄水場は、昭和40年(1965年)3月31日、全機能を停止し、役目を終えましたが、現在もここ新宿にはその面影が残っています。

中島鋭治博士

淀橋浄水場

東京水道の歴史と
東京水道グループを知る

【東京水道の日を記念するイベント】 2022年12月1日、東京水道グループは、文京区本郷にある東京都水道歴史館にて「東京水道の日」記念イベントを行いました。イベントでは、東京水道の歴史に関するクイズなどを実施し、ご参加いただいた方にノベルティグッズや記念リーフレットをプレゼントしました。 ご来場いただきまして、ありがとうございました。 イベント当日の様子は、当社SNSでもご覧いただけます。

PRイベントの様子(クイズを実施)

水道局職員とともにイベントを実施

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