令和2 年4 月1 日、東京水道サービス株式会社と株式会社PUC が合併し、東京水道株式会社、Tokyo Water として、新たな一歩を踏み出しました。当社は、東京都水道局の技術系現場業務及びお客さま窓口やコンタクトセンター（お客さまセンター）の運営など、一社で水道のほぼすべての事業範囲をカバーし、IT 事業部門も備えた「日本最大級の水道トータルサービス会社」となりました。

当社は、東京水道グループの一員であり、東京都の政策実現に貢献する政策連携団体として、現場で培った技術やノウハウをもって都への政策提言を行い、東京都水道局とともに将来にわたり安全でおいしい水を安定的に供給し続ける役割を担っております。

水道局からは、今後、当社へ積極的な業務移転を行う方針が示されております。首都東京の水道事業における当社の役割は、より一層重要なものとなっており、いわば当社は準公務員とでも言うべき立場にあります。そのため、高い倫理観を持った人材の育成と技術・ノウハウの継承を進め、日々の安定給水はもちろんのこと、大規模災害時での対応力の一層の強化にも努めてまいります。

さらに、広域連携や官民連携の機運の高まりが予想される国内水道事業体や海外事業体の皆さまへ、様々なニーズにあったサービスをご提供し、東京水道の事業運営で培った技術とノウハウで、水問題の解決に貢献してまいります。

皆さまのご理解と格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。