CSR
基本方針
当社は東京都政策連携団体として、企業統治に関する基本方針、内部統制に関する基本方針、コンプライアンス基本方針に基づき、徹底した企業統治・内部統制を行い、公正な事業慣行に努め、企業市民として社会的責任を果たすとともに事業の永続性を実現します。
CSR活動を事業活動そのものと捉え、業務を包括的に担える会社としてお客さまに安定給水を行うとともに、水環境の保全、地域水道事業体への支援を実施し持続可能な水道事業の未来へ貢献します。
また、事業活動において、健全な事業活動を行うため従業員の安全と快適な職場環境を確保するとともに、多様なステークホルダーと健全な関係を構築し、基本的人権を尊重します。
活動方針
- 資源の有効利用およびリサイクルや省エネルギー活動の推進と、地球環境の保全に取り組みます。
- 国内外においてコミュニティへの参画を積極的に推進し、発展、活性化のために地域社会への貢献に取り組みます。
- 健全な事業活動を継続するために、人権を尊重するとともに、多様な人材が活躍する企業を目指します。
- 安全を最優先し、快適な職場環境の確保と労働災害ゼロの労働慣行を目指します。
- 多様なステークホルダーとのコミュニケーションを強化し、公正かつ健全な事業環境を構築します。
- お客さま満足度向上のため、サービスと品質の向上に努めます。
SDGs(持続可能な開発目標)の推進
2015年9月、国連サミットにおいて、2030年までに国連加盟国が達成すべき「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。
都が策定した『「未来の東京」への論点~今、なすべき未来への投資とは~』では、2030年に向けた課題の一つにSDGsの項目が掲げられています。
当社は、事業活動を通じてSDGsを推進し、社会の持続的発展に貢献していきます。
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています
当社ユニフォームをリサイクルシステムで再資源化
株式会社JEPLANが提供するユニフォームリサイクルシステム「BRING
UNIFORM」*を活用し、廃棄予定の当社ユニフォームを素材に応じたリサイクル(ケミカルリサイクル/マテリアルリサイクル)により、再資源化することで環境負荷を低減する活動に取り組んでいます。
従来のユニフォームは、産業廃棄物として処分するうえで、主に焼却等で処理されていましたが、規格が統一されたユニフォームはリサイクルに適しているとも言えます。弊社では、これまでもPETリサイクル素材のユニフォームの採用や、処分予定の作業服を開発途上国へ輸出し、子どもたちへのポリオワクチン接種代金や現地雇用等の機会に繋げる取組などに参画してまいりました。
このユニフォームリサイクルシステムの活用により、産業廃棄物として処理されていた年間約1,500㎏のユニフォームを再資源化することができます。
東京水道株式会社は、これからも持続可能な社会に貢献するため、環境負荷の低減等に積極的に取り組んでまいります。
【BRING UNIFORMとは】
使用済ユニフォームを回収し、素材に応じたリサイクルを行い、市場に循環させるユニフォームリサイクルシステム。
「古着deワクチン」への参加
新会社発足により廃棄を余儀なくされていた旧作業着を「古着deワクチン」に提供し、現地雇用並びに国内での障がい者雇用機会の創出へ繋げる取組に参加しました。
この取組への参加は、開発途上国の子どもたちへのポリオワクチン接種代金の寄付にもつながっています。
【古着deワクチンとは】
「古着deワクチン」は提供される衣類等を、主に開発途上国に輸出し、現地にて衣類等を選別・販売することで現地の雇用創出を図るとともに、同時に一口につき5人分のポリオワクチン接種代金が寄付される日本リユースシステムが取扱うサービスです。これまでに累計2,719,240人分のポリオワクチンを寄付し、約22,063,050着分の衣類を再利用しています(2020年10月1日現在)。この取組は2010年から始まったもので、昨年(2019)に「ジャパンSDGsアワード※」(内閣総理大臣主催)の特別賞を受賞しました。